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プロローグ | みつばちが暮らしやすい自然環境とは |
【1】 | “花の種類”と“はちみつの味” |
【2】 | 蜂の種類 |
【3】 | 越夏と越冬 |
【4】 | 敵との戦い |
【5】 | 花粉交配 |
【6】 | 自然のつりあい |
エピローグ | これから私たちに求められること |
【6】 自然のつりあい |
人類は、自然からさまざまな恩恵を受けてきました。
空気や水はもちろん、生活に欠かせない食べ物、住居、衣類、どれも自然の産物を利用したものです。
自然界において、さまざまな生物がバランスよく存在し、共存しあっている状態を生態系といいますが、人類もまた、植物や動物とともに生態系の一部に属しています。 食物連鎖の調和がとれている場合は、生態系はふつう安定した状態に保たれていますが、環境の変化などにより、一定の動物または植物が増減することにより、バランスが崩れるときがあります。 しかし、通常はバランスを取り戻そうとする自然の力が働き、元の安定した状態に戻っていきますが、環境破壊が進むなか、自然の力だけに頼るのは難しい状況になっています。 ミツバチを含む昆虫は、生態系の下部に属し、私たち人類は最上部に属しているとされています。 通常は下部ほど多く存在している状態でバランスを保っています。 ミツバチを食料とする生物 | ミツバチの食料 |
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