2000年度インパクに参加しました
みつばちの暮らし

みつばちは大家族  みつばちの巣  みつばちのダンス  花とみつばち

■ みつばちは大家族 ■

 みつばちは、人間と違ってたいへん大家族です。 何万匹という蜂の群れをまとめるのが「女王蜂」であり、その女王蜂を支えるのが「働き蜂」です。 また、その他にも女王蜂の生殖のためだけに生まれてくる「雄蜂」がおり、それぞれ分業をして群れが成り立っています。

  女王蜂 働き蜂 雄蜂
1つの群れの中に1匹だけいます。 多い時には5〜6万匹にもなります。 繁殖の時だけ生み出されます。
寿命 平均4年 30日程度(冬を越す場合は約半年) 時期が過ぎると追い出されます。
役割 [産卵]
1日に約2千個もの卵を産みます。雌蜂(女王蜂・働き蜂)と雄蜂を自由に産み分けます。(育てることはしません。)
[育児]
巣作り、蜜や花粉集め、外敵からの防御など。女王蜂の産んだ卵を育てるのが仕事です。
[生殖]
花から蜜を集めてくる能力はないですが、女王蜂との一生に一度の生殖の役割を果たします。(恵まれた数匹は多重婚。)
特徴 働き蜂より5割ほど大きめ。生まれる時からローヤルゼリーで育つため、寿命も役割も働き蜂とは違います。 女王蜂と同じ雌ですが、母性本能は女王蜂以上に発達しています。 働き蜂よりやや大きく、針がないためシッポもとがっていません。


女王蜂


 新しい女王蜂が羽化する少し前、従来の女王蜂は半数の働き蜂を連れて巣別れをします。 そして、王台から出た新しい女王蜂は、まだ羽化していない女王蜂の蛹があれば殺してしまいます。 1つの群れに女王蜂は2匹もいらないからです。ここからまた新しい群れの誕生です。


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