用語解説

※用語は50音順に掲載しています。

果糖
レブロースとも呼ばれる。分子式は「C6H12O6」単糖の一つ。
白色の粉末で水に溶解し、糖類の中で甘味が最も強い。果実、はちみつ内に存在。
酵素
タンパク質から成る。タンパク質は20種類のアミノ酸から成る。
生体によって作られ、生体内で営まれる化学反応に触媒として作用する高分子の物質。
はちみつ はちみつ資料館で詳しく説明しています。
みつばちが花の蜜を集め、体内で転化酵素を加えて分解し巣に蓄えたもの。
ブトウ糖を主成分とし、各種ビタミンやミネラルなどを含む。
パントテン酸
善玉コレステロールを増やし、抗ストレス作用がある。
熱に弱く、加工や冷凍することで失われる。はちみつに含まれる。
ヒドロオキシデセン酸
脂肪酸の一種。10ヒドロオキシデセン酸は自然界ではローヤルゼリーにのみ含まれる。
これは、生命中枢(性中枢)の活動を促進する作用を持つ唯一の物質。

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ビタミン
A・B1・B2・B6・ニコチン酸(ナイアシン)・パントテン酸・ビオチン・葉酸・B12・C・D・E・K の13種類から構成されている。 水溶性と脂溶性に分かれており、この場合、水溶性9種類(B1・B2・C・ニコチン酸・B6・パントテン酸・ビオチン・葉酸・B12)と脂溶性4種類(A・D・E・K)に分別できる。 しかし、水溶性は水に触れると失いやすく、たくさん摂っても使われなかった分はその日のうちにほとんど排泄されてしまう。 化学反応を進める補酵素が中心の働きである。
ビタミンB1
糖質から作り出される。水に溶けやすく、熱にも弱い。
糖質の代謝(エネルギーを作る過程)の補酵素になる。 はちみつに含まれる。
ビタミンB2
皮膚の粘膜を保護する。
ビタミンB1 との違いは、熱を加えても壊れにくく酸にも強いところ。はちみつに含まれる。
ビタミンB6
長く保存したり熱を加えたりすると、かなりの量が失われる。
胃腸の弱い人、酒類が好きな人に適する。はちみつに含まれる。
ビタミンC
タバコを吸う人、都市部に住んでいる人、ストレスの多い人はこのビタミンが通常(50mg)の2~3倍必要である。
水と光、熱、酸素に弱い。はちみつに含まれる。
ビタミンK
血液凝固作用に働く、腸内細菌の半分が賄われる。はちみつに含まれる。

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ブドウ糖
はちみつの主成分。最も普遍的な六炭糖。
フラボノイド
植物やその他の生物に含まれる色素の一種。
プロポリスには他の植物には見られない、抗菌力の非常に高いフラボノイドが天然の形で含まれている。
プロポリス プロポリスの森で詳しく説明しています。
みつばちが木々の樹液などに、唾液の酵素を混ぜ合わせて作り出したもの。抗菌・抗ウイルス作用がある。
ミネラル
鉱物・無機物。栄養素として生理作用に必要な微量元素の称。
通常は無機塩類の形で摂取される。カルシウム、亜鉛、コバルト、マンガンの類。
ローヤルゼリー ローヤルゼリーの館で詳しく説明しています。
花蜜と花粉をもとに若い働き蜂によって分泌されるもので、女王蜂の食料となる。
「不老長寿の薬」と呼ばれている。

【参考書籍】
安田和人「ビタミンの摂り方がわかれば万病に克てる!」(成美堂出版、1997年)
草間正夫「ビタミンの話」(裳華房、1990年)
佐竹久男「総合脂質科学」(恒星社原生閣、1989年)
一島英治「酵素―ライフサイエンスとバイオテクノロジーの基礎」(東海大学出版会、1984年)
古川春寿・芦田淳編「総合栄養辞典」(同文書院、1984年)
新村出編「広辞苑 第四版」(岩波書店、1955年)

※このページは、神戸市在住の大学生の方のご協力のもと制作いたしました。